Teamsには無料で利用できる「ライブキャプション」という機能があります。ライブキャプションを利用すると会議の音声を自動的に字幕として表示させることができます。活用用途として、会議の音声が英語で聞き取りにくい際に日本語に自動翻訳し字幕表示させることや、外出先で会議に参加していて音声が聞き取りづらい際にライブキャプションで会議の内容を確認することが挙げられます。
Teamsのライブキャプションは初期状態で搭載されている機能であるため、別途アプリをインストールするような手間は必要ありません。簡単な操作で誰でも気軽に利用できる機能です。次項でライブキャプションの利用方法について解説します。
※Teams会議の運用については以下の記事でも詳しく解説しています。
ライブキャプションは初期自体で英語の音声を拾うようになっています。以下に説明するステップを踏んでライブキャプションを使用します。
ライブキャプションを利用するには、最初に会議に参加します。その後、「…その他」>「ライブキャプションをオンにする」をクリックします。
会議で使用されている言語を選択します。例えば、英語が会議の共通言語として使用されている場合は、この画面で「英語(米国)」を選択します。
「確認」ボタンをクリックし設定が完了します。
試しに英語で話をしてみます。するとTeams画面の下部に字幕として話した内容が表示されます。
画面下にある「…」>プルダウンから「日本語」を選択します。
試しに英語で話をしてみます。自動的に日本語に翻訳され字幕として表示されます。
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会議で話している言語とライブキャプションで表示したい言語を混同しないように注意が必要です。会議で話している言語は以下の画面で設定します。
会議の途中で会議で話されている言語を変更するには、「…その他」>「トランスクリプションの開始」で設定します。会議で話されている言語が英語なのに、ここで日本語に設定されていると、意味のない文章がライブキャプションに表示されてしまいます。
一方でライブキャプションに表示したい言語を選択するには、画面下にある「…」>プルダウンから希望の言語を選択します。ライブキャプションには自動翻訳された内容が字幕表示されます。
ライブキャプションで表示される自動翻訳言語は現時点でまだ完璧と言える精度ではありません。また、はっきり話さないと字幕に表示されないケースもあります。100%ライブキャプションに頼るのではなく、参考程度に活用するのが好ましいと言えそうです。
※Teams会議の運用については以下の記事でも詳しく解説しています。
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