Teamsのチャット・データのエクスポート方法【主な3パターン】

May 30, 2021

Teamsでやり取りしたチャットメッセージのデータをバックアップする目的や、一覧で確認したいといったご相談をいただく機会があります。

今回の記事では、Teams上のチャットデータをエクスポートする方法をご紹介します。

1.チャットメッセージの保存場所によって方法が異なる

そもそもTeamsのチャットメッセージは、ユーザー個人宛のチャットメッセージ(プライベートチャット)とチーム宛のチャットメッセージ(標準チャネルチャット)とでデータの保存場所が違います。

このデータの保存場所が違うことによって、APIでのエクスポートや管理画面を用いてのデータエクスポートのやり方に違いが生じます。

2.エクスポート方法①テキストでコピーアンドペースト

チャットメッセージを抽出する場合、テキストで単純にコピーアンドペーストする方法とTeams Export APIでエクスポートする方法の2種類があります。

プライベートチャットのメッセージをコピーアンドペーストする場合は以下の方法となります。

この方法でチャットメッセージを抽出することはできますが、Teamsの返信アイコンのテキストなども合わせて抽出されてしまうため、純粋なメッセージを抽出するわけではない点に注意してください。

1-1:チャットメニューのタイトルメニュー横部分を選択する。

1-2:ショートカットキーなどで全選択し、チャットメッセージ部分を選択後にコピーする。

3.エクスポート方法②Microsoft Teams Export API

先程のコピーアンドペーストで抽出するやり方とは異なり、JSON形式でエクスポートを行うことができます。

そのため純粋にチャットメッセージを抽出できるだけでなく、投稿日付やユーザーIDといった各種情報も合わせて抽出することが可能です。

また、Microsoft Teams Export API を使用すると、プライベートチャット・グループチャットなどを指定条件にもとづいてエクスポートすることができます。

例えば特定ユーザーやチームの指定、特定日付期間にやり取りしたチャットをエクスポートする、といった詳細な条件を指定することができるため、先に述べたコピーアンドペーストよりも柔軟性が高いです。

エクスポート用のAPIは何種類か用意されており、詳細はMicrosoft Graphページに記載されているMicrosofg GraphのAPIリファレンスページ(※リンク※https://docs.microsoft.com/ja-jp/graph/api/overview?view=graph-rest-1.0)やメッセージ一覧表示方法を解説したページ(※リンク※https://docs.microsoft.com/ja-jp/graph/api/channel-list-messages?view=graph-rest-beta&tabs=http)を参考にしてください。

4.エクスポート方法③管理画面から抽出

Microsoft Teams Export APIでのエクスポートと同様に、JSON形式でエクスポートを行うことができます。

1-1:エクスポートしたいユーザーアカウントで、エクスポートページ(※リンク※https://privacy.teams.live.com/ui/en/dataexport)へアクセス・サインインします。

1-2:「Chat history」オプションを選択し、「Submit request」ボタンを押下します。

リクエストが成功すると、ダウンロードまで少し時間がかかる旨のメッセージが表示されます。

「Continue」ボタンを押下するとダウンロードファイルのステータスが表示されます。

1-3:ダウンロード可能となったら、「Download」ボタンが表示されるのでボタンを押下します。

※ファイルのダウンロード期限はリクエストから1か月間となっています。

1-4:圧縮ファイルを解凍すると、プライベートチャットのデータが保存された「messages」ファイルがあります。

ファイル形式は、Teams Export APIでエクスポートした際と同様にJSONファイル形式となります。

以上がチャットメッセージを抽出する方法となります。

コピーアンドペーストでの抽出方法が最もシンプルですが、メッセージ形式の整形を行うことを考慮するとMicrosoft Teams Export APIを使用してのエクスポートが最も効率的となります。

ただし、使いこなすためにはAPIの知識とどのようなフォーマットで抽出するかをよく検討しておくことが必要なため、チャットメッセージを抽出する目的別に使い分けることが望ましいでしょうか。

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