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Excel
業務効率化

Excelの小技集5選<作業効率化するテクニックを解説>

August 26, 2023

Excelには数多くの便利機能が備え付けられており、有効活用することで、大幅に作業を効率化することができます。

今回の記事では、Excelで作業効率化ができる小技・テクニックをご紹介します。

※Teamsの小技については以下の記事で詳しく説明しています。ぜひご覧ください。

Teams「小技・便利機能」活用特集【遠隔操作から文字起こしまで】

まずは、Excelの基本的な以下3つの小技・テクニックをご紹介します。

  • 「ショートカットキー」を活用する
  • 「Excel関数」で計算処理を効率化する
  • よく使う機能は「クイックアクセスツールバー」に登録する

それぞれ詳しく解説します。

Excelの基本的な小技・テクニック①「ショートカットキー」を活用する

ショートカットキーとは、特定の操作を素早く行うことができるキーの組み合わせです。

ショートカットキーを活用することで、マウスでメニューを選択することなく、素早く様々な機能を使用することができます。

ここからは、Excelを使用するうえで、非常に便利なショートカットをご紹介します。

[Ctrl] + [C] / コピー

[Ctrl] + [C]キーを同時押しすることで、文字列やセルの値をクリップボードにコピーすることができます。

試しにセルを選択し、[Ctrl] + [C]キーを同時押しします。

するとセルの選択

セルの値をクリップボードへコピーすることができます。

コピーしたいセル上で、[Ctrl] + [C]キーを押下します。

するとセルの選択カーソルが点線に変わります。これでセルの値がコピーされた状態となります。

[Ctrl] + [X] / 切り取り

[Ctrl] + [X]キーを同時押しすることで、セルの値を切り取り状態にすることができます。

切り取りをしたいセル上で、[Ctrl] + [X]キーを押下します。

するとコピーの際と同様に、セルの選択カーソルが点線に変わります。これでセルの値を切り取る準備がされた状態となります。

[Ctrl] + [V] / ペースト

[Ctrl] + [V]キーを同時押しすることで、クリップボードにコピーされている値を張り付けることができます。

セルをコピーしている状態で、[Ctrl] + [V]キーを押下します。

すると選択中の値がコピーされました。

デフォルトでは値に加えフォント、背景色など、セルのすべての情報がコピーされます。

[Ctrl] + [S] / 保存

[Ctrl] + [S]キーを同時押しすることで、Excelブックを保存することができます。

「ファイル」タブ>「上書き保存」をマウスで選択するより簡単にブックの保存ができるため、非常におすすめです。

[Ctrl] + [Z] / 元に戻る

[Ctrl] + [Z]キーを同時押しすることで、Excelをひとつ前の状態に戻すことができます。誤ってセルの値を大量削除してしまった場合などに便利です。

例えば上図の状態から、セルの値をすべて削除します。

セルの削除をした直後に、[Ctrl] + [Z]キーを押下します。

するとひとつ前の状態に戻りました。

[Ctrl] + [Y] / やり直す

[Ctrl] + [Y]キーを同時押しすることで、処理をやり直しすることができます。

[Ctrl] + [Z]キーでひとつ前の状態に戻した後に、[Ctrl] + [Y]キーを同時押しします。

すると、直前の処理が再度実行されます。

[Ctrl] + [;] / 日付を挿入する

[Ctrl] + [;]キーを同時押しすることで、選択中のセルに今日の日付を入力することができます。

任意のセルの上で、[Ctrl] + [;]キーを押下します。

すると、今日の日付が自動で入力されます。

各書面に作成日付を入れる際などに非常によく使用します。

[Ctrl] + [:] / 時刻を挿入する

[Ctrl] + [:]キーを同時押しすることで、選択中のセルに現在の時刻を入力することができます。

任意のセルの上で、[Ctrl] + [:]キーを押下します。

すると、現在時刻が自動で入力されます。

[Ctrl] + [PageUp] / 左シートに移動

[Ctrl] + [PageUp]キーを同時押しすることで、現在のシートからひとつ左のシートに移動することができます。

下図の状態で[Ctrl] + [PageUp]キーを押下します。

すると、ひとつ左のシートに移動します。キーボードによっては、[Ctrl] + [Fn] + [PageUp]を押下する必要があります。

[Ctrl] + [PageDown] / 右シートに移動

[Ctrl] + [PageDown]キーを同時押しすることで、現在のシートからひとつ右のシートに移動することができます。

下図の状態で[Ctrl] + [PageDown]キーを押下します。

すると、ひとつ右のシートに移動します。キーボードによっては、[Ctrl] + [Fn] + [PageDown]を押下する必要があります。

Excelの基本的な小技・テクニック②「Excel関数」で計算処理を効率化する

Excelには「SUM」や「AVERAGE」など、数値の計算に便利なものや、「IF」や「VLOOKUP」など、さまざまな条件によって表示する値を選択するものなど、さまざまな関数が用意されています。

[Shift] + [F3]キーを押すと、関数の挿入ダイアログが開きますので、任意の関数を選択し、入力しましょう。

Excelの基本的な小技・テクニック③よく使う機能は「クイックアクセスツールバー」に登録する

よく使う機能は「クイックアクセスツールバー」に登録しましょう。

任意の機能を右クリックして、「クイックアクセスツールバーに追加」を選択します。

するとクイックアクセスツールバーに対象機能が登録されます。

続いて、Excelのセル入力で便利な以下2つの小技・テクニックをご紹介します。

  • 「オートフィル」・「フラッシュフィル」の活用
  • セルの説明は「コメント」で記載する

それぞれ詳しく解説します。


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Excelのセル入力で便利な小技・テクニック①「オートフィル」・「フラッシュフィル」の活用

規則的なデータ入力を行う場合、「オートフィル」・「フラッシュフィル」機能が非常に便利です。

「オートフィル」とは、曜日や日付、数値などの連続データを入力することができる機能です。

例えばセルに曜日を入力した状態で、対象セルの右下の四角マークをクリックし、そのままドラッグします。

すると以下の通り、曜日の順番通りのデータが自動で入力されます。

もし連続データとならない場合は、オートフィルを使用した際に現れる、以下のオートフィルオプションのマークをクリックしましょう。

するとオートフィルの選択肢が表示されますので、「連続データ」をクリックします。

すると対象セルの値が連続データに変わります。

一方で「フラッシュフィル」とは、データの

フラッシュフィルとは、ひとつ左のセルの値の規則をもとに、データを自動入力できる機能です。

例えば以下のB列(名前)をもとに、名字だけ抜き出したい場合、一つ目のセルのみ苗字を入れて、オートフィル機能を使用します。

そして、オートフィルオプションで「フラッシュフィル」を選択します。

すると名前列の値の苗字のみが、C列に自動入力されました。

フラッシュフィルは名前に加え、電話番号の市外局番やメールアドレスの一部のみなど、さまざまな値の自動入力に活用できます。

Excelのセル入力で便利な小技・テクニック②セルの説明は「メモ」で記載する

Excelで表を作成した際に、ヘッダー部分の説明を記載したいと考えたことは無いでしょうか。

下図のように、図形で吹き出しを入れることは可能ですが、表が非常に見づらくなってしまいます。

このような場合は、セルに「メモ」を使用して説明文を記載するようにしましょう。任意のセルを選択し、「右クリック」>「新しいメモ」を選択します。

すると下図のようなウィンドウが表示されますので、ここにメモを記入しましょう。

メモが記入されているセルの右上にはマークが表示され、普段は以下のようにメモは表示されません。

マウスカーソルを対象セルに合わせた時に、メモが表示されます。

※Teamsの小技については以下の記事で詳しく説明しています。ぜひご覧ください。

Teams「小技・便利機能」活用特集【遠隔操作から文字起こしまで】

Excelでの運用に限界を感じている方はこちらもぜひご覧ください。

(DL無料)Teamsを活用した「脱Excel」事例集~Excel業務の負荷を削減する方法~


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