Teamsにおける「チャット」と「チャネル」の効果的な使い分けについて

July 11, 2021

リモートワークなどの新しい働き方が進み、「Microsoft Teams」を導入している企業も増えているかと思います。Teamsでコミュニケーションを行う方法にはチャネルを活用するものと、個人やグループでのチャットの大きく2つあります。しかし、うまく使いこなせてないという方も多いのではないでしょうか。本稿では、Teamsでのチャットやチャネルとの違いや、チャネルを使いこなすポイントをご紹介します。ぜひ参考ください。

チャットとチャネルの最も大きな違いは、「スレッド」

Teams ではチャネルとチャットで大きく2つの会話方法があります。

チャネルとチャットの大きな違いは、スレッド型であるか否かです。スレッド型とは、テーマごとにメッセージをグループ分けして表示する機能です。具体的には、投稿スレッドに件名をつけられ、その投稿に対して返信ができるという機能です。スレッド毎でテーマを決めたうえで投稿し、一覧化できるため、後から見返したときに探しやすかったり、内容を把握しやすいというメリットがあります。

チャットは、チームの中など関係なく個人やグループでメッセージのやり取りなどが行える機能です。特定メンバー内でのやり取りはチャット内でのユーザーだけが見ることができたり、音声通話やビデオ通話、画面共有などが可能です。そのため、メンバー同士のプライベートな会話という位置付けです。

一方チャネルは、プロジェクトや部署内などで作成するチームでメッセージやファイルのやり取りを行うための機能です。チャネルでのやり取りは、チーム内に所属している人全てに共有されるため、チーム内で情報を共有したい場合などに有効です。チャットがプライベートな会話というのに対してチャネルはオープンな会話という位置づけです。

チャネルでの会話の始め方

チャネルの会話を始める場合には、メッセージだけでなく件名を入力します。件名はトピックなどスレッドにしたい内容を設定しましょう。もし、件名にあった内容であれば返信でメッセージを返し、違う内容であれば新たなスレッドを作成します。

チャネルでの新しい会話をスタートする時

一方、チャットでは件名は入力出来なかったり、返信出来なかったり、毎回メッセージを送る形式になるため会話したい内容を毎回入力します。

チャットでの新しい会話をスタートする時


チャネルを活用すると「情報にすぐたどり着ける」などのメリットがある

ただの会話ではなく、チームでのチャネルを活用するのにはどのようなメリットがあるのでしょうか。チャネルのメリットは生産性が上がることです。なぜチャネルを活用すると生産性が上がるのでしょうか。

情報にすぐたどり着ける

チャットやそれ以外の社内SNSの場合どのような情報か区別せずにすべて同じ場所に表示されるため、欲しい情報を探すのに時間がかかったり、手間がかかります。

一方チャネルの場合、プロジェクト毎や用途別に作成でき限られた情報のみが投稿できます。また、チャネル内でもスレッドを活用することで情報を整理することが出来ます。その結果、検索や求めている情報を探す必要ンク、求めてる情報にすぐにたどりつくことができ、生産性向上に繋がります。

前後の文脈を理解

生産性を向上させるためのポイントの一つが前後の文脈を理解することです。しばらく間が空いてしまった結果、もともとが何が問題だったのか、どのような目的で作業をしていたのかを忘れてしまう場合があります。そのようなことを避けるためにも常に同じ場所に情報やメッセージを集約することで常に立ち戻れる場所を作成できます。また、新たにチームに参加したユーザーがいた場合にも引き継ぎを簡単にすることができるなどのメリットがあります。

チャネルの作成事例

チャネルを作成してよくある失敗は、チームで初期に作成される「一般」しか利用しない場合です。その結果、バラバラの情報が同じ場所に集約されるため、後から見返したときに分かりづらかったり、優先順位がわかりづらく、緊急性があることに対応出来ないという可能性があります。そのようなことをけるためにおすすめなのが、目的別や仕事別にチャネルを作成する方法です。代表的なチャネルの事例をご紹介します。

プロジェクト毎のチャネル

例えば開発プロジェクトの場合、開発チームが常用するチャンネルです。「XXの実装についての相談が〜」や「この実装は完了したので、yyyさんのヘルプに入ります」などプロジェクト進捗などをチームの場に残しておきたい内容などを会話するためのチャネルです。何かあった時に振り返りができたり、新しい人がジョインした時にすぐに確認できるなどのメリットがあります。

アルバムチャネル

写真や画像、資料などの保存場所です。通常のチャンルで共有してしまうと流れてしまい後から探しにくいため、保存場所として別途に設けます。投稿内容としては、会議のホワイトボードの写真や決定事項のルールやクラウドに保存しているファイルのリンクなどを共有します。

緊急チャネル

開発の場合であれば、AWSやSaaSなど利用しているツールで障害が起きたり、なにか緊急性があるトラブルが発生した際に発信するためのチャネルです。他のメッセージに埋もれてしまずにすぐに把握できるようにするためにプロジェクト進捗のチャネルとは別に作成するのがおすすめです。

雑談用チャネル

チームの生産性を高めるためには仕事とは関係ない雑談を行うことがおすすめです。従来オフィスでの勤務の場合は何でもない会話ができましたが、リモートワークが増えていたり、関係会社なども含めたプロジェクトの場合だと雑談も難しくなってきています。仕事とは関係ない日常の出来事やなんてこと無い会話をできるチャネルを作成しておくこと心理的な安全も保てます。

チャット・チャネルをうまく活用するためのルール

最後にチャネルそしてチャットをうまく活用するために行うべきなのが運用ルールを決めておくことです。おすすめの運用ルールをご紹介します。

禁止事項を決める

何をすべきなのかよりも、何をしないのかを規定するのが重要です。何を投稿すべきでないのかなどの投稿の禁止ルールを決めましょう。例えば、個人情報などプライバシーに関する内容や個人を中傷することを避けるということや、「これ」「あれ」などその場だけでしか伝わらないような「こそあど言葉」を避けるなどがあります。

利用時間帯を決める

チャットは時間、場所を気にせずにいつでも会話ができるというメリットがあります。その一方、上司などからメッセージが来てしまうとどのような時間帯でも返信したり、対応してしまうことがあると思います。働き方改革が叫ばれている今、このようなことを避けるためにも利用時間帯を決めておくことがおすすめです。

チャネルの乱立を防ぐ

チャネルを目的別に分けることがおすすめとお伝えしましたが、細分化しすぎてしまった結果、どこに投稿すべきなのかやどこに情報があるのかわからないということが起きてしまいます。このようなことを避けるためにもチャネルを作成するためのルールを規定したり、チャネルの作成は全体が見えているマネジメントや管理者のみに権限を担うなど決めましょう。

いかがでしたでしょうか。Teamsでは会話の方法にはチャネルやチャットの2種類があります。チームや個人で会話をするという意味合いでは大きく異なりますが、しっかり違いを理解しておくことで生産性が大きく異なります。ルールを決めたり、目的別にチャネルを作成するなど色々試してみてチームでのコミュニケーションの効率を高めましょう。


本記事はKBE(株)がresearcHR(リサーチャー)を提供する過程で蓄積された、現場の声やノウハウ・事例をもとに作成しております。

researcHR(リサーチャー)は、Teams/Slackに追加するだけで「誰が・何を知っているか」を集約・共有するAIアシスタントです。社内の情報共有やマネジメントにお困りの際はぜひご相談ください。

researcHR(リサーチャー)について

Teams/Slack+AI活用事例集

Teams/Slack利用企業の「活用事例集」を無料でご提供いたします。

無料ダウンロード

新着コラム

人気記事

1. Temasにおける「タグ機能」「保存機能」の効果的な使い方

2. Teamsグループチャットの「作成方法」から「チーム・チャネルとの違い」まで

3.Teamsチャットでのユーザーの追加・削除方法と効果的な活用まで

4.Teamsにおける資料共有の効果的なルール決めから周知徹底まで

5.Teamsのチャットでメンションする方法と、その種類・目的・効果まで

Teams/Slack活用事例

KBE株式会社では、ナレッジ共有TeamsアプリresearcHRを提供しています。(Microsoft公式ソリューション、日経新聞に掲載)

その過程で蓄積された様々な企業のTeams/Slack運用事例をお伝えします。

資料請求(無料)

Teams/Slack活用事例

Teams/Slack利用企業の「活用事例集」を無料でご提供いたします。

Teamsを活用した
マネジメント事例集

資料請求(無料)

Slackを活用した
マネジメント事例集

資料請求(無料)
ブログ トップページ

researcHR(リサーチャー)

Teams/Slackに追加するだけで
「誰が・何を知っているか」を集約・共有する人事AIアシスタント

Copyright © 2020 researcHR. All rights reserved.
researcHRについて