すべて
Teams
社内情報共有
タレマネ
人材育成
ツール導入ノウハウ
すべて
Teams
社内情報共有
タレマネ
人材育成
ツール導入ノウハウ
Excel
業務効率化

「日報」と「週報」それぞれの「目的・項目」の違い

April 18, 2022

日常のマネジメントのなかで、メンバーに日報や週報を書いてもらっているケースが増えています。リモートワークが当たり前となった近年では、メンバーの状況をマネージャーが把握することが難しくなっており、このような定期的なレポートで情報収集することは、マネジメントを支える仕組みとして非常に重要です。

しかしながら、メンバーに日報や週報を書く時間を求めるには、その目的を明確にする必要があります。一定の業務負荷を求めるものでありますが、その設計や活用方法によってはその効果を大きく増大させることもできます。

マネージャーにとって、メンバーの動きや思っていることに関することは、マネジメントを行うにあたって貴重な情報になるため、適切な情報が集められるように、そしてその後の活用につなげられるように設計する必要があります。

では、日報と週報ではどのような違いがあるのでしょうか。

その目的は異なるのか、書くべき内容に差異はあるのかといった部分を解説します。

※Teamsを活用した日報・週報については以下の記事でも詳しく解説しています。

Teams更新アプリを活用した報告書の運用・業務(タスク)状況の管理方法

Teamsを活用して日報・週報を自動で収集する方法

なぜ日報・週報を取得する必要があるのか

日報や週報の共通の目的は「業務状況の把握」です。マネージャーがメンバーの業務状況を把握することで、組織におけるプロジェクトの進捗確認や、メンバーコンディションの状況確認といったマネジメント業務に必要な情報を収集することができます。

営業職種のように、アポの件数やクライアントとの商談フェーズの進み具合といったメンバーの行動が組織の成果・成績に直結するような場合は、マネージャーが業務進捗状況を把握することは非常に重要です。

また、具体的な業務状況以外にも「どんな悩み事を抱えているか」「仕事を進める上で障害になっていることがないか」「メンバーの健康状態や業務量に問題はないか」といったコンディションに関する情報を収集することも目的の一つになります。

メンバーに関する情報が不足していては、手を差し伸べることもできません。業務の進捗状況と併せてメンバーコンディションを把握するための手段として日報・週報は役に立ってくれます。

では、日報と週報の違いはどのようなものがあるのでしょうか。単に頻度が異なるだけではなく、上手に使い分けを行うことが大切になってきます。

「日報」の目的と活用方法

日報とは、一日の終わりにその日の業務報告を求めるものです。毎日の業務が問題なく遂行されているかの確認を行うことと、問題が発生したときに速やかにマネージャーが対応できるような状態を作ることが主な目的です。

日次単位のレポートとなりますので、比較的細かい業務実績や、タスクレベルでの進捗確認を行うのに向いています。

日報では、

・その日の具体的な業務内容(アポの件数、アポ先、商談の進捗、開発タスクの完了状況など)
・翌日の予定
・その日の簡潔な振り返り
・悩み事や困りごと

などが主な項目となります。

組織の状況によって、項目を削ったり追加したりしながら、目的に合った項目を設定するのがよいでしょう。毎日書くものであるため、項目が多すぎないようにすることも重要です。簡潔にその日の業務内容を報告し、メンバー自身の振り返りにもなるような設計が望ましいです。

習慣化してしまえば、日記にような感覚で日頃の業務の振り返りを行うクセをつけることができ、メンバー自身の育成にもつながります。

マネージャーからの関与や支援が通常よりも必要な新人メンバーや年次が低いメンバーに対して有効な施策と言えるでしょう。

「週報」の目的と活用方法

一方で週報は、週の終わり、金曜日の終業タイミングなどでその一週間の業務サマリの報告を求めるものです。基本的な目的は日報と同様ですが、細かい業務状況の把握というよりは、プロジェクト全体の進捗を把握することに向いています。

日報とは異なり、タスクレベルでの細かい報告ではなく、プロジェクトのゴールや月の目標に対して現在どんな進捗状況であるか、問題が発生していないかといったことを項目としては収集します。

週報では、

・プロジェクトの目標に対する達成状況
・一週間の振り返りと翌週のアクション予定
・現在発生している問題や、ボトルネックとなっていること

などが主な項目となります。

もし何か問題が発生していたり、ボトルネックとなっていることがありそうな場合は、速やかに解決につながるようなアクションを取りましょう。

週報は日報よりも、抽象度の高い情報やサマリーとなるような進捗状況を求めるため、新人メンバーよりは、チームリーダーや年次が高いメンバーに対して有効な施策と言えます。

日報・週報の運用は「フィードバック」が一番大切

日報と週報、それぞれの目的や、マネージャーが把握できる情報の種類やここまで解説したとおりですが、メンバーからの報告を受けてマネージャーがフィードバックを行うことで、その効果はさらに増大します。

日報や週報の中で、うまくいったこと(商談の成功、開発の完了、業務の効率化など)があればしっかりと称賛や感謝のコメントなどのフィードバックを送りましょう。

一方で、なにか問題が発生しているときは、問題の内容に応じて追加でメンバーとのコミュニケーションを取ったり、必要であれば組織全体で対応できるようなアクションをとりましょう。

日報では、やり取りが毎日となるため、全てに対してコメントを行うことは難しいかもしれませんが、「ありがとう」「明日もよろしくね」といった一言や、チャットツールのスタンプ機能などでも、何かしらのリアクションを行うことが望ましいです。

ちょっとした挨拶や感謝の言葉を送るだけでも、メンバーにとってはマネージャーから自分の仕事や成果が認識(アクノレッジメント)されているという印象を受け、コンディションが改善することが過去の研究でも分かっています。

逆に、日報や週報を書いてもらっても、全く反応がないとメンバーは「毎日書いているが意味があるのか」と考えるようになり、報告自体の品質が低下してしまうケースもありますので、リアクションやフィードバックを行うことを忘れないようにしましょう。


※researcHR(リサーチャー)は、Teams/Slackに追加するだけでチームの「誰が・何を知っているか」を集約・共有するアプリです。


日報・週報の代替手段も検討するべき

日報や週報は、メンバーのコンディションや業務進捗状況を細かく把握するのに有効ですが、一方でメンバーにこれらを書く時間を求めることになります。

また、中途採用やある程度社会人年次が高い社員になると、マイクロマネジメントをされている感覚を受ける人もいるでしょう。

「業務状況の把握」という大前提の目的に照らしたときに、日報や週報以外にもマネージャーとの1on1の実施や、週次の定例MTGでの状況報告といった形での代替手段も存在することを認識しておきましょう。

組織の状況に合わせて、最適な手段を選択することが望ましいです。

※Teamsを活用した日報・週報については以下の記事でも詳しく解説しています。

Teams更新アプリを活用した報告書の運用・業務(タスク)状況の管理方法

Teamsを活用して日報・週報を自動で収集する方法


本記事はKBE(株)がresearcHR(リサーチャー)を提供する過程で蓄積された、現場の声やノウハウ・事例をもとに作成しております。

【Teamsに追加して使える】社内ナレッジ共有ツール
researcHR(リサーチャー)
チームの「誰が・何を知ってるか」を集約・共有

✅ナレッジ共有、属人化の解消
社内問い合わせの効率化
新人・異動者のフォローアップ
にお困りの際はぜひご相談ください。

researcHR(リサーチャー)について無料デモを見る

また、KBE(株)では、Teamsの運用・利活用コンサルティングを行っております。
企業やチームに最適のTeams運用方法を設計します。初回のご相談無料ですので、ぜひ一度お試しください。

Teams運用・利活用コンサルティングについて

Teams活用お役立ち資料集(無料配布中)

おすすめ記事

◆【マネージャー向け】Teamsお役立ち資料(※無料配布中)

KBE株式会社が、ナレッジ共有TeamsアプリresearcHRを提供する過程で蓄積された、様々な企業のTeamsアプリ活用事例をお伝えします。

◆Teamsの基本ガイド

Teams/Slack活用事例

KBE株式会社では、ナレッジ共有TeamsアプリresearcHRを提供しています。(Microsoft公式ソリューション、日経新聞に掲載)

その過程で蓄積された様々な企業のTeams/Slack運用事例をお伝えします。

資料請求(無料)

Teams/Slack+AI活用事例集

Teams/Slack利用企業の「活用事例集」を無料でご提供いたします。

無料ダウンロード

コンディション
分析・レポート サービス

researcHRは、Teamsに追加するだけで、
メンバーの「誰が・何を知っているか」を自動で収集し、
回答をAIが自動でポジティブ・ネガティブチェックすることで、自然なデータを算出。

さらに、算出されたデータから「要注視」ポイントをレポートでお渡しします。

サービスページ

新着コラム

Teams運用ガイドライン
作成サービス

Teams運用・利活用
コンサルティング

Teams運用・利活用コンサルティングでは、
researcHRを提供する過程で蓄積された様々な企業のTeams活用事例をお伝えします。
また、導入前段階における「Teamsの基本的な使い方」「活用方法」への支援実績も多く、企業やチームに最適の運用方法を設計します。
初回のご相談無料ですので、ぜひ一度お試しください。

お問い合わせサービス詳細

Teams/Slack活用事例

Teams/Slack利用企業の「活用事例集」を無料でご提供いたします。

Teamsを活用した
マネジメント事例集

資料請求(無料)

Slackを活用した
マネジメント事例集

資料請求(無料)
ブログ トップページ

researcHR(リサーチャー)

Teams/Slackに追加するだけで
「誰が・何を知っているか」を集約・共有する人事AIアシスタント

Teamsアプリを活用した
「誰が何を知っているか」の集約・共有 事例集

※Teams×ChatGPTを用いたナレッジ活用事例を、
わかりやすくご紹介します。

資料をメールで受け取る
Copyright © 2020 researcHR. All rights reserved.
Teamsアプリを活用したマネジメント事例集

“Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit. Suspendisse tincidunt sagittis eros. Quisque quis euismod lorem.”

Author Name

Co-Founder and CEO of Company

お役立ち資料(無料配布中)

お役立ち資料(無料配布中)

Teams/Slackを活用事例集
マネジメントプラン紹介資料
ダウンロード
Teams/Slackを活用した
マネジメントTIPS集

Teamsアプリを活用したマネジメント事例集

KBE株式会社が、ナレッジ共有TeamsアプリresearcHRを提供する過程で蓄積された、様々な企業の「Teamsアプリを活用したマネジメントの事例やTIPS」をお伝えします。

「マネジメント」お役立ち資料一覧

「researcHR」サービス紹介資料

「マネジメント」お役立ち資料一覧

「researcHR」サービス紹介資料

Teamsに追加して使える

ナレッジ共有ツール researcHR(リサーチャー)

researcHRをTeams/Slackに追加するだけで、AIがメンバーの状況を収集するため、業務の状況やナレッジが自動で蓄積されます。

既存のナレッジ共有ツールやシステムで、「ログインされない」「データ入力/更新されない」「検索・活用できない」といった悩みを抱える方は、ぜひお問い合わせください。

researcHRについての資料をメールで受け取るTeams/Slackを活用事例集
マネジメントプラン紹介資料
ダウンロード
Teams/Slackを活用した
マネジメントTIPS集

researcHRのパッケージ一覧

若手・異動者 オンボーディング

新入社員や異動者の受け入れ、早期戦力化なら。週報やメンター制度の置き換えにも

問い合わせ管理

社内問い合わせの一元管理、効率化なら。履歴データを蓄積してナレッジ化、属人化解消にも

営業力強化

営業事例、提案資料等の集約なら。若手-ベテラン間、拠点間の格差解消にも

工数管理

工数管理・見える化なら。週報やExcelの集計、BIツールからの置き換えにも

Teamsに追加して使える

ナレッジ共有ツール
researcHR(リサーチャー)

✅ナレッジ共有、属人化の解消
社内問い合わせの効率化
新人・異動者のフォローアップ
にお困りの際はぜひご相談ください。

researcHRをTeams/Slackに追加するだけで、AIがメンバーの状況を収集するため、業務の状況やナレッジが自動で蓄積されます。

既存のナレッジ共有ツールやシステムで、「ログインされない」「データ入力/更新されない」「検索・活用できない」といった悩みを抱える方は、ぜひお問い合わせください。

researcHRについての資料をメールで受け取るTeams/Slackを活用事例集
マネジメントプラン紹介資料
ダウンロード
Teams/Slackを活用した
マネジメントTIPS集

※KBE株式会社が、ナレッジ共有TeamsアプリresearcHRを提供する過程で蓄積された、
様々な企業のTeams/Slack運用事例をお伝えします。

【すぐわかるresearcHR資料セット】
※researcHRをはじめて知っていただく方に向けて、わかりやすく基本機能や活用シーンをご紹介します。