Teamsにおける「タブ」とはリンクのような役割を持つ機能です。Teamsのチームにおけるタブは初期状態で「投稿」、「ファイル」、「Wiki」の3つが予め設定されています。
タブがあると別のウィンドウを開く必要がないため、Teams内で作業を完結できるメリットがあります。「投稿」でチャットを行いながらExcelファイルの編集を行いたい場合は「ファイル」タブをクリックするだけで、Teams内で作業することができます。
今回の記事では、タブの機能とタブの追加による便利な活用方法について解説します。
先ほど説明したようにタブは初期状態で「投稿」、「ファイル」、「Wiki」の3つが予め設定されています。「投稿」はチームのチャット内容が表示されます。「ファイル」は「投稿」で共有されたファイルや「ファイル」タブ内でアップロードや新規作成したファイルの一覧が表示されます。新規に作成できるファイルは下記画像のようにWord、Excel、PowerPointをはじめとしてOneNote等もサポートしています。
「Wiki」はOneNoteを活用したメモ帳です。チームにおける「Wiki」は議事録、部署内でのナレッジ集等、色々な用途に活用できます。
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タブを新規に追加するには「Wiki」の右側にある「+」をクリックします。
タブとして追加したいアプリを入力します。
以降では、様々なアプリ追加によるタブの新規作成方法について解説します。
Formはアンケートする際に利用するアプリです。タブに追加しチームに所属する全メンバーに回答してもらうにはタブへFormを追加すると目に留まりやすく分かりやすいでしょう。
Formをタブに追加するにはアプリの検索画面で「Form」と入力しFormのアプリアイコンをクリックします。
新規でFormを作成する場合は「チームが編集して…」を選択し、既存のFormを追加するには下段にある「既存のフォームを追加します」を選択します。
Formを作成すると下記画像のようにチームのタブ内にアンケートフォームが表示されTeams内でアンケートに回答することができます。
Plannerは個人やチーム内のタスクを管理するアプリです。チーム内の複数メンバーが参加するプロジェクトでタスク管理したい際にPlannerを活用するとチーム内で各メンバーのタスク状況を可視化できます。
Plannerを利用するにはアプリの検索画面で「Planner」と入力しPlannerのアプリアイコンをクリックします。
新規でPlannerを作成する場合は「新しいプラン」を選択し、既存のPlannerを追加するには下段にある「このチームの既存のプランを使用する」を選択します。
Plannerでタスクを作成すると以下のようにタブとしてタスクに進捗状況をTeams内で確認することができます。
タブにWebサイトのリンクを張ることもできます。Teams内でWebサイトの閲覧ができるため、ブラウザを立ち上げて別ウィンドウでWebサイトを閲覧するよりも便利です。
Webサイトのリンクをタブに張るには、アプリの検索画面で「Web」と入力し「Webサイト」アイコンをクリックします。
「タブ名」は任意の名称を、URLにWebサイトのリンクを記入し、最後に「保存」ボタンをクリックすると設定が完了します。
先ほど追加した「Webサイト」というタブをクリックするとWebサイトがTeams内で表示されます。この方法でチーム内で頻繁に利用するWebサイトのリンクを張ると便利でしょう。
Teamsのタブは本記事で説明した以外に様々なアプリを追加設定することができます。画面上を操作するだけで直感的に設定できるため、特別な知識は必要ありません。チーム内の業務を円滑にするという観点で、どのようなタブがあると便利なのかチーム内で協議して決めるのも良いでしょう。
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