社内Wikiの活用は、業務属人化の解消や業務平準化を実践するうえで必要不可欠です。しかし社内Wikiの専用ツール導入には、導入費や運用費などさまざまなコストが必要であるため、導入に踏み切れないという方も多いでしょう。そこでスプレッドシートを活用すれば、社内Wikiを無料で始められるほか、さまざまなメリットがあります。
今回の記事では、社内Wikiの概要からスプレッドシートを用いて作成する方法、メリット・デメリットを解説します。また、スプレッドシートを用いた無料の社内Wikiテンプレートも用意していますので、ぜひ参考にしてください。
そもそもWikiとは、複数のユーザーが共同で直接コンテンツを編集するシステム・ウェブサイトを指します。また社内Wikiは、従業員が持つナレッジやノウハウを一か所にストックし、関係者がいつでも参照できるようにするシステムです。社内Wikiは、主に業務属人化の解消や業務平準化を目的として導入されます。
近年、テレワークやフレックスタイムといったフレキシブルな業務体系が浸透し、業務をメインで実施する担当者が不在となるケースも増えているでしょう。
そんな中、社内WIkiを導入すれば、いつでも誰でも業務のナレッジ・ノウハウを参照可能です。これにより担当者が不在であっても、他の従業員が同品質の業務を遂行できるようになります。
少子高齢化により労働力人口の減少が予測されていることもあり、社内Wikiの導入はすべての企業において必要不可欠です。
当セクションでは、スプレッドシートを用いて無料で社内Wikiを作成する手順をご紹介します。
それぞれのステップについて詳しく解説します。
まずは、社内Wikiで管理する項目を選定します。管理する項目は以下の6つがおすすめです。
管理項目を増やせば、ナレッジやノウハウは充実しますが、その分データの追加や修正・メンテナンスのハードルも上がります。
よって項目はなるべく少なく設定し、運用するようにしましょう。
続いてスプレッドシートを用いて、社内Wikiのフォーマットを作成します。
まずはスプレッドシートを起動して、ステップ①で決定した項目をヘッダーとして、一行目に記載します。
そしてヘッダーを含めセルを範囲選択し、スプレッドシートの上部メニューより「罫線」>「すべての枠線」をクリックします。
また、ヘッダーを識別するため一行目を範囲選択し、「塗りつぶしの色」から任意の色を選択します。
さらに、「フィルタを作成」を選択して、フィルタを設定しましょう。
以上で、一覧形式の社内Wikiフォーマットが完成しました。
社内Wikiを誰でも編集できるように、共有設定を実施しましょう。画面上部の「共有」ボタンをクリックします。
社内Wikiは誰でも編集できるシステムであるため、「リンクを知っている全員」を選択し、役割を「編集者」に設定します。
これで、このスプレッドシートのリンクを知る全員が、当該フォーマットを編集できるようになります。
社内Wikiスプレッドシートの作成は、以上で完了です。
フォーマットを作成したらチームメンバーに連絡し、各担当者が持っているナレッジを社内Wikiに追加してもらいましょう。
そして、何か運用に困った際はナレッジを参照するようにします。
続いて、社内Wikiをスプレッドシートで作成するメリット4選をご紹介します。
Googleスプレッドシートは、インターネットを介してWebブラウザで利用する表計算ソフトです。
よく似ている表計算ソフトであるExcelのようにファイル管理ではなく、データがクラウドに保存されているため、場所を問わず利用できます。
そのため、テレワーク時や外出先でも参照・編集が容易であり、柔軟な働き方を推進可能です。
スプレッドシートは基本的に無料のツールであるため、無料で社内Wikiを作成し、運用できます。
専用ツールを導入すると、導入・運用コストが必要ですが、スプレッドシートではこれらのコストがかかりません。
社内Wikiの運用に際してコストが不要である点は、大きなメリットでしょう。
社内Wikiを導入することで、業務にかかわる情報を一元管理し、誰でもいつでも閲覧できるようになります。
もし、業務ノウハウやナレッジが蓄積できていなければ、担当者の不在時に対応ができません。これにより担当者が休みづらくなったり、業務過多に陥ったりするというデメリットがあります。
そこで社内Wikiを導入し、ナレッジを一元管理することで、いつでもだれでも当該業務を遂行できるようになります。
さらに、ナレッジに従って業務を遂行することで、メンバー全員が同一品質で業務を遂行可能です。
このように業務品質を統一でき、業務標準化が実現できる点が大きなメリットです。
社内Wikiを活用すると、個人のノウハウやナレッジを蓄積可能です。
特定の担当者しか実施できていない業務であっても、当該業務のノウハウやナレッジを蓄積することで、社員が退職しても業務を継続できます。
担当者が在籍中であっても、業務の属人化を防ぎ、業務の品質を向上させるうえで社内Wikiは非常に役立ちます。
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一方で、社内Wikiでのスプレッドシート作成には、以下3つのデメリットがあります。
スプレッドシートで社内Wikiを運用する際は、これらの点に注意しておきましょう。
スプレッドシートには、編集権限の管理が煩雑であるというデメリットがあります。
スプレッドシートの権限について閲覧者と編集者を選択可能ですが、ユーザーごとに設定しなければならないため、管理が煩雑です。
リンクを知る全員に編集者権限を与えると、編集権限の管理は不要ですが、意図しない社内Wikiの修正が行われる可能性がある点に注意しておきましょう。
スプレッドシートは、ナレッジの自動収集機能が無いため、すべて手で社内Wikiへ記入していかなければなりません。
通常業務の合間に、ナレッジ・ノウハウを蓄積する必要があるため、非常に手間がかかります。
また、社内Wkiのスプレッドシートを同時に編集する際は、同じセルを編集しないよう注意が必要です。
スプレッドシートで社内Wikiを運用すると、情報漏洩に繋がる恐れがあります。
リンクを知る全員が閲覧・編集できる設定にすると、万が一URLが外部に知られた際に、誰でも参照できてしまいます。
そのため、情報が漏洩しないよう、細心の注意が必要です。
一方で制限付きに設定すると、一人ひとり権限付与が必要であるため、権限管理がさらに煩雑となります。
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今回の記事では、スプレッドシートで社内Wikiを作成する方法や、メリット・デメリットを解説しました。スプレッドシートは無料で社内Wikiの管理・運用が可能ですが、編集権限の管理が煩雑であることや、情報漏洩につながる恐れがある点に注意が必要です。専用ツールを導入すれば、効率よく社内Wikiを蓄積できるほか、権限管理が容易であるため業務の効率化が可能です。特に、セキュリティ面の懸念を払拭したい場合は、専用ツールを導入してセキュアな社内Wikiの管理・運用を実現しましょう。
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