すべて
Teams
社内情報共有
タレマネ
人材育成
ツール導入ノウハウ
すべて
Teams
社内情報共有
タレマネ
人材育成
ツール導入ノウハウ
Excel
業務効率化

Excelを活用した顧客からの問い合わせ管理方法とテンプレート

February 14, 2024

顧客からの問い合わせ管理は、良質なカスタマーサポートを行う上で非常に重要です。問い合わせ管理にかかる費用を削減したい場合は、Excelを工夫して活用することで、無料で問い合わせ管理表を作成できます。

今回の記事では、Excelを活用した顧客からの問い合わせ管理について、メリットやポイント、具体的な方法を解説します。Excelの問い合わせ管理用テンプレートもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

顧客問い合わせ管理の必要性とExcelを使用するメリット 

まずは問い合わせ管理を行う必要性と、Excelを管理に使用するメリットを確認しておきましょう。 

問い合わせ管理の必要性

商品やサービスを提供する企業において、顧客から問い合わせを受けるケースは少なくないでしょう。問い合わせにおいて、同じ質問を別の顧客から受けることもあり、その都度調べて対応していると時間がかかります。同じ問い合わせについて対応方法が分かっていれば、業務の効率化や業務品質の均一化が実現可能です。そのため、一度受けた問い合わせは一つのデータベースで一元管理し、カスタマーサポート部門で共有して活用しなければなりません。

Excelを問い合わせ管理に使用するメリット

Excelを問い合わせ管理に使用するメリットは、以下の通りです。

  • 問い合わせ内容や種別・対応状況が一覧で確認できる
  • 自由度が高いフォーマットを作成し、運用できる
  • 工夫すればデータ分析やレポート作成が可能

Excelは一覧表形式のデータ管理が得意です。1行目にヘッダーを設定し、2行目以降に問い合わせ内容を記録していくことで、見やすい一覧が作成できます。また任意の項目を設定・管理することや、罫線・背景色を設定することができ、自由度の高いフォーマットを作成して運用できる点もメリットの一つです。

さらにグラフやピボットテーブルといった機能を活用することで、データ分析やレポート作成が可能であり、顧客問い合わせの管理だけでなく様々なデータ活用が可能です。

問い合わせ管理用のExcelを作成するポイント 

問い合わせ管理用のExcelを作成する際において、ポイントとなるのは以下の3点です。

  • 問い合わせ管理に必要な項目の設定
  • 問い合わせ対応を効率化するExcelの設定
  • データ分析と活用

それぞれのポイントを詳しく解説します。

問い合わせ管理に必要な項目の設定

まずはExcelで問い合わせ管理をするために、管理に必要な項目を設定します。

一般的に問い合わせ管理で必要とされる項目は、以下の通りです。

これらの項目を一覧管理することで、問い合わせの管理・効率化ができるでしょう。問い合わせを詳細に管理したい場合、上記以上の項目設定ももちろん可能ですが、その場合管理表への記入が煩雑となります。これにより業務効率が悪化する恐れがあるため、注意が必要です。

問い合わせ対応を効率化するExcelの設定

一覧管理だけでなく、Excelの機能を活用することで、問い合わせ対応をさらに効率化できます。フィルタを設定することで、問い合わせ日によるソート(並べ替え)や、特定の対応状況のみを表示することが可能です。

また条件付き書式を設定することで、特定の問い合わせ状況の場合に自動で色付けができ、一目で状況判断ができます。

これらの機能を有効活用することで、問い合わせの対応状況の把握や、データ活用が容易となるでしょう。

データ分析と活用

Excelにはさまざまな機能があり、これらを活用することでデータの分析が容易となります。例えばグラフの作成機能を活用することで、日付ごとの問い合わせ件数の推移を可視化でき、サービス提供時から問い合わせがどの程度増減しているかを分析できます。

また、ピボットテーブルを活用することで、日や月ごとの問い合わせ件数や問い合わせ種別ごとの件数を容易に集計することが可能です。

これらのデータを活用することで、サービスの品質改良ができているかや、多く問い合わせを受ける分野を認識でき、改善につなげることができます。

Excelで問い合わせ管理表を作成する方法とテンプレート

続いて、Excelで問い合わせ管理表を作成する方法と、そのテンプレートをご紹介します。

Excelで問い合わせ管理表を作成する方法

まずは新しいExcelを開き、1行目にヘッダーを入力します。今回は、先ほどご紹介した以下の6項目をヘッダーとして利用します。

  • 問い合わせ種別
  • 問い合わせ内容
  • 状況(ステータス)
  • 問い合わせ日
  • 顧客情報
  • 回答内容

ヘッダーを含め一覧形式でセルを範囲選択し、「ホーム」>「罫線」>「格子」を選択して罫線を描画します。

また、ヘッダーは判別しやすいよう、「ホーム」>「塗りつぶしの色」より任意の背景色を設定します。

さらに、データ分析を行いやすいよう、「ホーム」>「並べ替えとフィルター」>「フィルター」を選択し、フィルターを設定します。

続いて、状況(ステータス)を選択方式にするため、「状況(ステータス)」列を選択した状態で、「データ」>「データの入力規則」を選択します。

表示されたウィンドウの設定タブにて、以下の通りに設定し、OKボタンを押下します。

すると、状況(ステータス)列について、「元の値」に設定した値を選択方式で入力できるようになります。

また、上記と同様の方法で、任意の問い合わせ種別も設定しておきましょう。

以上でテンプレートの作成は完了です。


※researcHR(リサーチャー)は、Teams/Slackに追加するだけでチームの「誰が・何を知っているか」を集約・共有するアプリです。


Excelの問い合わせ管理表テンプレート

当記事でご紹介した項目を網羅したテンプレートとなっていますので、今すぐに業務に活用することが可能です。

ぜひ業務で活用してください。

顧客からのFAQ管理Excelテンプレートのダウンロードはこちら

Excelでの運用に限界を感じている方はこちらもぜひご覧ください。

(DL無料)Teamsを活用した「脱Excel」事例集~Excel業務の負荷を削減する方法~


Excelで問い合わせ管理を行う際の注意点と対策 

最後に、Excelで問い合わせ管理を行う際の以下の2つの注意点と、対策方法をご紹介します。

  • セキュリティ面の対策
  • データ保護の対策

セキュリティ面の対策

顧客からの問い合わせ管理において、個人情報を取り扱うケースもあります。この場合、情報漏洩にはより一層気をつけなければいけないため、Excelは厳重に保管しなければなりません。特定の担当者しか見えない場所にExcelを配置することや、Excelにパスワードを設定することなどが求められます。

データ保護の対策

Excelはファイルを消してしまうと、データの復旧が非常に困難です。故意ではなくとも、パソコンやExcelの操作に慣れていないユーザーが誤ってデータを削除してしまう可能性があるため、定期的なExcelブックのバックアップは必要不可欠です。半日や1日ごとにバックアップファイルを取得し、ファイル名に日付を入れて保管しておくことで、任意の状態のデータに復元できます。しかしバックアップを頻繁に取得しすぎると、データ量が膨大になるにつれてパソコンやサーバーの容量を圧迫してしまうため、注意しておきましょう。


本記事はKBE(株)がresearcHR(リサーチャー)を提供する過程で蓄積された、現場の声やノウハウ・事例をもとに作成しております。

【Teamsに追加して使える】社内ナレッジ共有ツール
researcHR(リサーチャー)
チームの「誰が・何を知ってるか」を集約・共有

✅ナレッジ共有、属人化の解消
社内問い合わせの効率化
新人・異動者のフォローアップ
にお困りの際はぜひご相談ください。

researcHR(リサーチャー)について無料デモを見る

また、KBE(株)では、Teamsの運用・利活用コンサルティングを行っております。
企業やチームに最適のTeams運用方法を設計します。初回のご相談無料ですので、ぜひ一度お試しください。

Teams運用・利活用コンサルティングについて

Teams活用お役立ち資料集(無料配布中)

おすすめ記事

◆【マネージャー向け】Teamsお役立ち資料(※無料配布中)

KBE株式会社が、ナレッジ共有TeamsアプリresearcHRを提供する過程で蓄積された、様々な企業のTeamsアプリ活用事例をお伝えします。

◆Teamsの基本ガイド

Teams/Slack活用事例

KBE株式会社では、ナレッジ共有TeamsアプリresearcHRを提供しています。(Microsoft公式ソリューション、日経新聞に掲載)

その過程で蓄積された様々な企業のTeams/Slack運用事例をお伝えします。

資料請求(無料)

Teams/Slack+AI活用事例集

Teams/Slack利用企業の「活用事例集」を無料でご提供いたします。

無料ダウンロード

コンディション
分析・レポート サービス

researcHRは、Teamsに追加するだけで、
メンバーの「誰が・何を知っているか」を自動で収集し、
回答をAIが自動でポジティブ・ネガティブチェックすることで、自然なデータを算出。

さらに、算出されたデータから「要注視」ポイントをレポートでお渡しします。

サービスページ

新着コラム

Teams運用ガイドライン
作成サービス

Teams運用・利活用
コンサルティング

Teams運用・利活用コンサルティングでは、
researcHRを提供する過程で蓄積された様々な企業のTeams活用事例をお伝えします。
また、導入前段階における「Teamsの基本的な使い方」「活用方法」への支援実績も多く、企業やチームに最適の運用方法を設計します。
初回のご相談無料ですので、ぜひ一度お試しください。

お問い合わせサービス詳細

Teams/Slack活用事例

Teams/Slack利用企業の「活用事例集」を無料でご提供いたします。

Teamsを活用した
マネジメント事例集

資料請求(無料)

Slackを活用した
マネジメント事例集

資料請求(無料)
ブログ トップページ

researcHR(リサーチャー)

Teams/Slackに追加するだけで
「誰が・何を知っているか」を集約・共有する人事AIアシスタント

Teamsアプリを活用した
「誰が何を知っているか」の集約・共有 事例集

※Teamsアプリを活用したノウフーの事例を、
わかりやすくご紹介します。

資料をメールで受け取る
Copyright © 2020 researcHR. All rights reserved.
Teamsアプリを活用したマネジメント事例集

“Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit. Suspendisse tincidunt sagittis eros. Quisque quis euismod lorem.”

Author Name

Co-Founder and CEO of Company

お役立ち資料(無料配布中)

お役立ち資料(無料配布中)

Teams/Slackを活用事例集
マネジメントプラン紹介資料
ダウンロード
Teams/Slackを活用した
マネジメントTIPS集

Teamsアプリを活用したマネジメント事例集

KBE株式会社が、ナレッジ共有TeamsアプリresearcHRを提供する過程で蓄積された、様々な企業の「Teamsアプリを活用したマネジメントの事例やTIPS」をお伝えします。

「マネジメント」お役立ち資料一覧

「researcHR」サービス紹介資料

「マネジメント」お役立ち資料一覧

「researcHR」サービス紹介資料

Teamsに追加して使える

ナレッジ共有ツール researcHR(リサーチャー)

researcHRをTeams/Slackに追加するだけで、AIがメンバーの状況を収集するため、業務の状況やナレッジが自動で蓄積されます。

既存のナレッジ共有ツールやシステムで、「ログインされない」「データ入力/更新されない」「検索・活用できない」といった悩みを抱える方は、ぜひお問い合わせください。

researcHRについての資料をメールで受け取るTeams/Slackを活用事例集
マネジメントプラン紹介資料
ダウンロード
Teams/Slackを活用した
マネジメントTIPS集

researcHRのパッケージ一覧

若手・異動者 オンボーディング

新入社員や異動者の受け入れ、早期戦力化なら。週報やメンター制度の置き換えにも

問い合わせ管理

社内問い合わせの一元管理、効率化なら。履歴データを蓄積してナレッジ化、属人化解消にも

営業力強化

営業事例、提案資料等の集約なら。若手-ベテラン間、拠点間の格差解消にも

工数管理

工数管理・見える化なら。週報やExcelの集計、BIツールからの置き換えにも

Teamsに追加して使える

ナレッジ共有ツール
researcHR(リサーチャー)

✅ナレッジ共有、属人化の解消
社内問い合わせの効率化
新人・異動者のフォローアップ
にお困りの際はぜひご相談ください。

researcHRをTeams/Slackに追加するだけで、AIがメンバーの状況を収集するため、業務の状況やナレッジが自動で蓄積されます。

既存のナレッジ共有ツールやシステムで、「ログインされない」「データ入力/更新されない」「検索・活用できない」といった悩みを抱える方は、ぜひお問い合わせください。

researcHRについての資料をメールで受け取るTeams/Slackを活用事例集
マネジメントプラン紹介資料
ダウンロード
Teams/Slackを活用した
マネジメントTIPS集

※KBE株式会社が、ナレッジ共有TeamsアプリresearcHRを提供する過程で蓄積された、
様々な企業のTeams/Slack運用事例をお伝えします。

【すぐわかるresearcHR資料セット】
※researcHRをはじめて知っていただく方に向けて、わかりやすく基本機能や活用シーンをご紹介します。