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CopilotとChatGPTの違い【機能から情報の取り扱いまで】

April 15, 2024

今回は、生成AIを利用する際に耳にするMicrosoft CopilotとChatGPTの違いについて解説します。

生成AIは、自身の業務や作業を効率的に進めるために利用するツールで言葉や文字で指示して代わりに作業してもらい、これまで時間のかかっていた作業時間も大幅に減らしていくことで生産性を高めていくツールです。

違いを理解するために、Microsoft CopilotとChatGPTについて理解していきましょう。

Microsoft Copilot

Microsoft CopilotとはMicrosoft が提供している生成AIのツールでCopilotという言葉の通り「副操縦士」として、ユーザーが行っている作業の支援をしてくれるツールです。

CopilotはMicrosoftが提供する多くのサービスと連携することで様々な対応をしてくれます。アプリから起動できるプロンプトに指示された文字列を解釈し、各サービス、アプリを使って指示通りにアウトプットを作成します。

例えば、イベントのタイムスケジュールを作成するときに必要情報含めて箇条書きで用意して作成してもらうように指示することで、必要な情報を探してスケジュール案を作成しWordに文書として整えてくれます。

ChatGPT

ChatGPTは米国のOpenAI社が開発したAIサービスです。

サイトにログインしてプロンプトに文字を入力して指示することでOpenAI社が開発したLLM(大規模言語モデル)を利用して、インターネットから必要な情報を情報を集めて文章や企画書の草案などを作成してくれます。

Microsoft CopilotとChatGPTの違い

Microsoft CopilotとChatGPTの違いについては基本的に使用目的や用途が異なります。Microsoft CopilotはMicrosoft のアプリケーションの利用を補助することで生産性を上げていくことができます。

これまで手作業で実施していたメール作成やグラフの作成、議事録の作成など日々の業務で実施する作業を効率化することができます。

ChatGPTは文章の生成や翻訳、質問の回答で活用することができます。チャット形式の入力プロンプトで質問を繰り返すことで精度の高い回答を得ることができます。

機能の違い

ChatGPTには無料で利用できるGPT3.5とマルチモーダルというAI技術を使って処理をするGPT-4があります。GPT-4は有償で月額2,700円(日本円)かかりますが、マルチモーダルのおかげでテキスト以外も画像や音声、動画など種類の異なるデータを処理することができます。

GPT-3.5とGPT4は入力できる文字も違いがあります。

2023年11月には新しい基盤を利用したGPT-4 Turboを発表し、さらに入力できる文字数が増えています。

ChatGPT3.5は無料ではあるものの、2022年1月ころまでの学習内容で処理をすることから最近の情報を活用することができません。

機能の詳細についてはぜひChatGPTに聞いてみましょう。

Microsoft Copilotにも個人向けのMicrosoft Copilot Proと法人向けのCopilot for Microsoft 365があります。Microsoft Office のライセンスのサブスクリプションと合わせて、Copilot Proが月額3,200円(ユーザ単位)に対して、Copilot for Microsoft 365は月額で4,497円となっています。

ChatGPTがテキストベースの会話での情報の出力をするのに対して、Microsoft Copilot はOfficeアプリなどからプロンプトを起動して、アプリケーションに対して支持をすることでコンテンツの作成をすることができます。

ChatGPTもCopilotも他アプリとの連携は可能ですが、Microsoft CopilotはMicrosoftが提供しているOfficeなどのサービスから起動して利用することができ、サービスでできることを指示することで簡単に連携ができます。

利用について

利用に際して、ChatGPTがアカウント作成とプランの選定だけで利用ができますが、Microsoft CopilotはMicrosoft 365などのサービスの契約と、マイクロソフトアカウント作成、サブスクリプションの付与が必要です。

ただし、Bingで利用できるCopilotについては1日の回数制限はあるものの無料でも利用が可能です。

参考サイト:Bing

https://www.bing.com/chat?q=Bing+AI&FORM=hpcodx


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情報の取り扱いについて

生成AIは入力された情報を学習して精度を高めていきます。

そのため、入力する情報の取り扱いに注意が必要になるケースがあります。

ChatGPTはOpenAI社のLLMを利用して情報を返すため、LLM利用時に入力した情報を学習します。

Microsoft Copilotも同様にMicrosoft 365内にあるLLM(ベースはOpenAI社のLLM)で学習されます。

ただし、どちらのサービスもLLMに学習をさせない利用方法があるため、企業内で利用される際は情報漏洩をしないために、利用前に適切な設定をすることをお勧めします。

・ChatGPTに学習させない設定

 ChatGPTのチャット履歴を残さない

  1. ChatGPTの画面左下にある自分のアカウント名をクリックします。
  2. 「Settings(設定)」 の画面が表示されます。
  3. Chat History & Training(チャット履歴とトレーニング)」から、オン・オフを切り替えます。

オフにすることでChatGPTに学習がされないようになります。

デメリットとしてはこの設定をすると連続した質問ができなくなります。

・Microsoft Copilotで学習させない

 Microsoft Copilotは2024年2月13日(米国時間)に条件を満たした組織のEntra IDアカウントで利用するユーザーのみ、追加料金が不要で商用データ保護を受けることができるようになりました。商用データ保護とは、生成AIとやり取りするプロンプトの利用で入力された情報と回答が保存されない、いわゆる学習に利用されない、またMicrosoftにやり取りが監視されないといったことが実現できます。


ここまでChatGTPとMicrosoft Copilotの違いについて記載してきました。

無料で利用できる範囲ではアカウントさえ作成していれば使い始めることができますし、身近なサービスと連携するためにはサブスクリプションに課金することでできることが増えます。

どちらにも一長一短があり、自身の利用目的や環境に合わせて使い分けをすることをお勧めします。


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